ちょっと自分自慢がはなにつく本ですが。

最短で結果が出る超仕事術 (講談社BIZ)


なるほどと思った言葉

「仕事にとりかかれば『作業興奮』が生じていつのまにかやる気がでてくる」
「シグナリング」
「『ドックイヤー』ならぬ『ラットイヤー』」
「仕事はとりかかれば半分は終わったも同然」

などなど、
基本的に人が何か成し遂げようとした時(簡単な仕事でも)、「意志を強くもって」とか「集中力を高めて」とか、そんな事では無理だと思ってます。
もちろんそれも大事なんですけど、そもそもそう思ってそれが出来るくらいなら誰も苦労しない訳で、大事なのはそういう状態になるスイッチを作る事だと思います。人間は意識より無意識に圧倒的に支配されていると、
昔、養老孟司さんの本で読んだ記憶があります。
「意思を強く持つ」とか「集中力を高める」とか意識をコントロールするより、無意識をコントロールできたほうが遥かに効果的だと思ってて、
だから、この本にでてくる『作業興奮』とかそういう考え方には凄く共感しました。
人によって何でもよくて例えばコーヒーを飲んだら集中できるなら、
コーヒーを飲むことに意識を向けるだとか、
トイレに行くと一日のやる気が出るなら、
朝トイレに行くことに決めるとか、
曲を聴くとか、本を読むとか。。

だってその方が「意思を強く持つ」とか「集中力を高める」とかより簡単な気がしませんか？

意識を使って無意識をコントロールする感じ。
これってテコの原理というか、レバレッジだよね。