OpenWorksを設立して1年半が経過しようとしている。
これといった大きな実績もない自分が、
これからどこに向かおうとしているのか。

そんな時に、北尾さんの本に出会った。
中国古典からもらった「不思議な力」


この本の中で、ミッションとビジョンは異なるという事が書いてあった。
ビジョンとは業務上の目標であり、
ミッションとは指名だ。(そのままではないです。確かこんな感じ)

さて、OpenWorksのミッションは何だろう。

それは、ITでシステム化しようとか、
凄い技術や仕組みを生み出そうとかではなく、

人間が人間らしく、より価値のある生き方を選択できるような
世の中にしたい。
その為には。。。。
今、社会人のほとんどはPCを使って仕事をしている。
昔は手作業だった事の多くはPCの中で行われるようになった。

しかし、豊かになったのだろうか。
たしかに企業にとっては、人件費が下がったり、データが蓄積されたことにより、マーケティング上優位に立つ事ができたりしたかもしれない。
しかし、私が考えるITとはそんな事に使われることではない。

人に時間的余裕が生まれる事。寝ること、食べる事、移動すること、
調べる事、etc 全てに準備が必要だし、都市化するにつれて、
それらが作業になり味気ないものになり、でも捨てることはできずに、
日々繰り返している。

もっとクリエイティブになっていい。
もっと人間的になっていい。

今のITは作業を生み出している。

作業は人を幸せにしない。

ITの力で人がもっと幸せになるには。
ITの力で一人ひとりが、より価値のある人生を送ることができるようになるには。

そんなミッションを抱えて生きたいと思っています。