「残業ゼロ」の人生力「残業ゼロ」の人生力
著者:吉越 浩一郎
販売元:日本能率協会マネジメント 出版情報事業
発売日:2008-08-03
おすすめ度:3.0
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経営環境が厳しいからこそ、残業を前提とした経営をしてはいけないし、残業が当たり前と思っている社員には、すぐさま「残業は会社にとって悪」という意識改革をこそ施すべきなのです。
会社にとって悪という意識改革が残業ゼロに繋がるだろうかは疑問。
まずは残業が自分にとってどれだけマイナスかを理解する事が大事で、そういう意識改革が一番大事だよね。

効率化の第一歩は「TTP」
いろいろな効率化の本や事例はたくさんあります。
一番大事な事は、まずは徹底的に実践してみる事。
そこからしか、生まれません。
だからTTPが大事なのです。
TTPの意味は本書を読んでください。

しかし、有給休暇を社員が、病気で会社を休む保険のように考えている国は、世界でもあまり類を見ないのではないでしょうか。
多くの国では、使われなかった有給休暇は、会社が買い取ることになっています。 国際財務報告基準でも、有給休暇には引当金を計上するように定められているのです。(IAS第19号)
IAS退職給付会計―国際会計基準第19号「従業員給付」全訳と解説
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それが世界基準なのかぁ。と関心した。

「おばあさんが何といった知らないが、ここに止めると判断したのはお前自身だろう。だったらお前の責任だ」
向かえのおばあさんに許可をとってガレージに駐車していたところ、ガレージの持ち主に言われた言葉。
心地よいロジックだ。

子供にも残業させるのか
ドキッとする一言。

人生を豊かに過ごす事を最大の目的とした本です。
この著者自身豊かに過ごしているように、読み取れます。
自分がこうなる為には今どうすれば良いのだろうと、考えさせられました。